2024-08-13
結婚や出産などを機にマイホームを購入すれば、その家を終の棲家とすることも可能です。
しかし、近年はリタイア後の生活を考え、住みやすいマンションに引っ越しをする方が増えています。
では、なぜ住み替えが必要となるのでしょうか。
今回は老後に住み替えをするべきなのか、マンションがおすすめの理由や60代での住み替えについて解説します。
静岡市駿河区を中心に、葵区や清水区、焼津市や藤枝市でマイホームをお持ちの方や、老後の生活をお考えの方はぜひ参考になさってください。
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まずは、老後に住み替えをした方が良い理由について解説します。
理由としてまず挙げられるのが、住まいのダウンサイジングが可能になることです。
ダウンサイジングとは、コンパクトにするという意味となります。
住み替えによって、夫婦2人に適した間取りや、老後のライフスタイルに合った住まいに引っ越しすることが可能です。
結婚や出産を機にマイホームを購入した場合、3LDK以上の間取りを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
家族の人数が多いほど、部屋数も多いことと思います。
しかし、子どもが独立して夫婦2人暮らしになった場合、部屋を持て余してしまうことになりかねません。
住み替えによって住まいのダウンサイジングできれば、空き部屋が生じることも少ないでしょう。
立地の良いエリアに住めることも、大きな理由の一つです。
人は高齢になると、体力が衰えたり足腰が弱くなったりするのが一般的です。
行動範囲が狭まっていくため、あまり遠くまでは外出できなくなる可能性があります。
今は何の問題なく車の運転ができても、将来的には、運転免許証を返納せざるを得ない状況にもなり得るでしょう。
もし最寄り駅から離れていたり、交通の便が悪いとことに住んでいたりする場合、日々の買い物にも困ってしまいます。
徒歩圏内にスーパーマーケットや病院、金融機関やコンビニエンスストアなどがある場所に住み替えれば、老後は便利な生活を送ることが可能です。
さらに、最寄り駅やバス停までの距離が近ければ、外出もしやすくなります。
理由として、暮らし方の夢を実現することができることも挙げられます。
子どもが独立したあとは、学区や子育て環境を気にせず、ご自身の好きな場所に住むことが可能です。
「電車を使って買い物に出かけたい」「高層階で眺望を楽しみたい!」といった、現役時代に考えていた夢を実現することもできます。
老後の生活を楽しむための選択肢が広がることは、住み替えによる大きなメリットといえるでしょう。
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続いて、老後の住み替えにはなぜマンションがおすすめなのかを解説します。
おすすめな理由としてまず挙げられるのが、防犯面や訪問販売を敬遠しやすいことです。
一戸建ての場合、敷地内に侵入されてしまうと、人目に付きにくくなります。
窓やドアなどの開口部といった侵入経路も豊富にあるため、高齢になったとき不安を感じる方も多いです。
いくら施錠をしていても、窓ガラスを割られてしまったり空き巣に入られてしまったりすることもあるでしょう。
その反面、マンションの場合、一戸建てに比べると侵入経路が少なく侵入されにくいのがメリットです。
防犯カメラやオートロックなどが完備されていれば、よりセキュリティー面で安心できます。
また、高齢者を狙った訪問販売も、一戸建てに比べて敬遠されやすくなります。
マンションの場合、シニア向け住宅という選択肢もあります。
シニア向け住宅とは、バリアフリー構造や見守りサービスが付いた集合住宅のことです。
食事や介護のサービスを受けることもでき、リタイア後も安心して生活できます。
「元気だから老人ホームへの入所はまだ早いな…」と思っている方にも、適した住まいとなります。
マンションか戸建てを選ぶ際に重要となるポイントは、生活導線と維持管理です。
マンションはすべてワンフロアとなっているので、横移動の生活導線となります。
一戸建ての場合は、2階へいくための階段を使う必要があったり、段差でつまずいてしまったりといったことが懸念されます。
若いことは何とも思わなかったことでも、老後は億劫に感じるため、バリアフリー設計の住まいなら安心です。
また、一戸建てでは庭の手入れや建物のメンテナンスをご自身でおこなわなくてはなりません。
ご自身で対応するのは、体力的な負担が大きくなるでしょう。
マンションなら管理会社が管理やメンテナンスをおこなうため、維持管理の手間や不安もなくなります。
老後の生活やご自身の趣味などを考慮し、総合的に負担の少ないほうを選ぶことが大切です。
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最後に、60代でも住み替えは可能なのか否かについて解説します。
結論から申し上げますと、60代だからといって住み替えができないわけではありません。
とはいえ、60代以降は収入や体力が落ちてしまう可能性を考え、なるべく早めに動き出すことが重要です。
年齢を重ねるほど、住宅ローンの審査や仮住まいとなる賃貸物件の入居審査が厳しくなります。
体力が落ちると、引っ越しや引っ越しのための手続きも重労働となってしまうでしょう。
資金や体力があるうちに、住み替えの準備を進めておきます。
60代の住み替えで重視すべき点は、資産価値や換金性も考慮することです。
資産価値や換金性の高い住まいを選べば、子どもに引き継いだり、売却して現金化したりすることができます。
現在の住まいに住宅ローンが残っている場合も、どのくらいの資産価値があるのかを調べなくてはなりません。
売却金で完済できなければ売ることができず、住み替えが難しくなるからです。
また、家族に相談することも、重要なポイントです。
今の住まいに将来住みたいと考えている子どもがいるなら、売却自体が難しくなるでしょう。
不動産の問題はご自身だけでなく、家族にも影響がおよぶため、全員の意見を聞いたり家族会議をおこなったりする必要があります。
さらに、60代70代の住み替えは不動産会社にご相談ください。
住み替え先選びのポイントや注意点などを聞いたうえで、幸せな老後を過ごせる住まいを選ぶことができます。
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老後に住み替えを検討したほうが良い理由として、住まいのダウンサイジングが可能になることや、立地の良いエリアに住めることなどが挙げられます。
マンションなら、生活導線がスムーズになり安心して暮らせることや、食事や介護サービス付きのシニア向け住宅という選択肢もあることなどがメリットです。
60代以降でも住み替えは可能ですが、収入や体力が落ちてしまうため、早めに動き出すことが大切となります。
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